毎月のノルマに振り回され、どうしたら契約 がもらえるか、あなたも頭を悩ませては いないだろうか? あるAという営業マンは、とにかく何度も お客さまの所へ足を運び、頭を下げ、 お客さまに対してそれは熱心だった。 その成果が現れ、晴れて契約を取ることが できた。 今までの苦労も吹き飛ぶ瞬間だ。 それから数日後のこと、キャンセルの電話 が入ってしまったのだ。 Mは、何がいけなかったのだろう、と必死で 考えたが見当がつかなかった。 Mはお客さまの所へ急いだが、残念なこと に、お客さまは会いたくないとの事 がっかりしてMが会社へ帰ると お客さまからの電話の内容をある同僚が 教えてくれたのだ。 「何だ。あの営業は・・・ 契約前ばかり一生 懸命で、それが済んでからはこっちから 連絡するのか!」 という電話だったという。 これではお客さまが怒ってしまうのもムリも ないことだ。 ここまで極端ではなくとも、確実のお客さま を大切にしないと、せっかくの苦労も 水の泡となってしまう。