知りたい!検索エンジン上位表示のこと

まずペンギンアップデートですが、弊社でも2割ほどのサイトはダメージを受けました。そして、そこからどのリンクが駄目なのか、または内部リンクがいけないのかと試行錯誤を行いました。リンクを外して、様子を見て、またリンクをつけていく、このような作業で様子を見ている期間を合わせると約3ヶ月になります。
そしてこの作業が、仮に正解だとして、3ヶ月目に復帰すればいいのですが復帰しない事も当然あります。

ですが、半年以上いろんなサイトで検証してきた結果を発表すると、普通にリンクを行っているレベルでは、そこまでの影響は受けないという結果です。
まず検証結果として、先ほどリンクを外して、またリンクをつけ直すという作業を行ったサイトと、何もせず放置しておいたサイト、この結果は全部が全部ではありませんが、何もしないで放置しておいても1~2ヶ月もすると、また上位に戻ってくる結果となりました。
逆に、あれこれいじると結局はその時のアルゴリズムに合っていない事も考えられるので、結果、上位に出てこないという事も有り得るわけです。

もう一度グーグルが行いたい事を検証してみました。
グーグルは、検索エンジンを使うユーザーのための、有益な情報が得られる検索エンジンである事が目的なわけで、多くのユーザーがサイトを見て納得したい、または紹介したいサイトが上位に出てくる事が必要なわけです。
そして、その指標とはリンクなわけです。

ですが、あまりにも変なリンクが横行し、何でもかんでもリンクをすればいいという事に対して警告をしたいというのが、グーグルのペンギンアップデートなのだと思います。

そこで、検索エンジン上のサイトのリンクが多い数パーセントを、少し検索エンジン上からダウンさせたと考えました。(これはあるアルゴリズムに基づいての法則で)そうする事により、下位へ下がったサイトは当然焦りますし、他の会社も焦るわけです。
そして、真剣にサイトに取り組んでほしいというメッセージなのかもしれません。

もの凄く勝手な解釈ではありますが、なので結果的に数ヶ月すると、また違うアルゴリズムのパターンが動き、数パーセントが下がり、以前のものは戻ってくるという事なのです。
ですが、戻ってこないサイトでは1回目のアルゴリズムと2回目のアルゴリズムで両方ともに引っかかってしまったケースが考えられます。
ですので、これは運が悪いと考えたほうがいいはずです。


ただし、ここで他の検証結果があります。
まったく戻って来ず圏外に出たままで、半年以上になるというこのケースはどういう事かと言いますと、リンクにしてもあまりにも異常な数値や、あまりにも悪いと思われるリンクばかりが多用されているサイトなわけです。
このあまりにもという部分ですが、例えば普通のアクセスが1日に10や20しかないサイトに対して3万も5万もリンクが張られているという事は、普通におかしいわけです。
しかも、そのリンクは何だか同じものばかりとなれば、これはペナルティーの要因の一つです。海外では数百万というリンクなども、結果的には目立ってしまうために駄目だと言われています。

となると、あまりにも行きすぎたリンクは駄目だということであり、100~200、などのIPが分散されたリンクなどではまったく影響がないという事ではなく、逆に効果があると考えていいわけなのです。


これが1,000、10,000という分散されたリンクという事であれば、また何か違った検証結果が分かるかもしれませんが、今のところ国内のビックキーワードで考えれば、約300のIPが分散されていて、更にしっかりとしたサイトにリンクが行われているという事であれば、まずは高評価を得る事となり上位には出てきます。

2014年の結果としましては、SEO対策は6割がIPが分散されたバックリンクで決まります。
ちなみに、どこのSEO会社に頼んでも、簡単な内部対策と外部対策を行う事が決まっています。これは大手から零細企業まで同じです。
となると、バックリンクが重要という考え方は変えずに、またペンギンアップデートが来たからといって、慌てずに自分のサイトはどういう状況なのか(今まであまりにも変なリンクなのか、それとも普通のリンクなのか)を考え、普通のリンクという事であればそのまま放置したほうが結果、早く戻ってくるという事です。


次にパンダアップデートに関してですが、内部的な事になると少し面倒な部分もあるのですが、基本はコンテンツをコピーしては駄目だよ、という事です。
またリンクだらけのアフィリエイトサイトも駄目だよ、という事です。

ただいろいろと難しいのは、ならそれを考えると『アマゾンのアフィリエイトサイトなどは上位に出てきたりするけど、ほとんど同じコンテンツだし、これだと少し話が違うのではないか?』と考える場合もありますが、いずれにしても、コピーサイトは有益なコンテンツではないわけだし、自社サイトの更新に力を入れてしっかりしたサイトを作っていきましょうという事です。

ただこれは、集客をするという事で考えれば当たり前の事ですね。
自社のサイトをしっかり作り込み、お客様に分かりやすい、共感が得られ、情報が得られるサイト作りをしていかなければいけないわけです。

ですが、リストを取得するためのページなどありますよね。
こういうページはできれば量産して、いろいろなキーワードで上位に出しておきたいと考えるのは普通の考えだと思います。現に弊社もそれは行っています。

ここで、コピーかどうかの判断ですが、画像であれば、画像の名称を変更してしまえば判別は難しくなります。そして、そのサイトに表示するテキストを変更すれば基本はまったくの別物サイトという事になるわけですよね。

量産するサイトは画像ベースにして、テキストを変更していくという方法は普通に大丈夫ですね。パンダアップデートは当たり前のことを当たり前のようにしっかり行うという事です。
ですが、ここでアフィリエイトサイトなどまたはサテライトサイトなど、どうしていけばという事にもなると思います。ですが、コピーではいけませんね。だからというわけではありませんが、今は記事を書く仕事がとにかく流行っていますし、どんどん金額も上がっているのが現状です。

では、パンダアップデートもどうするべきなのかという事ですが、これも弊社の検証では次のパンダアップデートで戻る場合も有り得るし、戻らない場合も有り得るのです。
ただ、これがパンダアップデートの原因で下がったんですよ、という確証が正直なところあるわけではないので検証的には難しいのです。

そもそも、サイト全体の約5パーセントが変更になるわけですから、5パーセントというと凄い数字でもあるわけです。世界中のドメインで2012年現在、9億あるそうで、動いているドメインで5億、ブログなどを考えると、とんでもない数字になりますよね。
例えば、国内のブログで1億のサイトがあるとします。それの5パーセントとなると500万サイトということになります。
これに引っかかるかどうかというところですが、私の見解ではこの辺は運ということでもある気がします。運で片付けてはいけませんが、そもそもSEO対策をして上位に出そうとしているわけですから、多少のリスクは仕方がないと考えれば、この部分は運で片付けてもいいのかもしれません。
ということで、パンダアップデートに関しては対策という事に関して申しますと、下記に書いている当たり前のこと、プラスαで行ってください。弊社もSEO対策会社としてこの方向で大きな変更が来るまでは変えるつもりはありません。それでも現状でも150社以上の対策をさせていただき、7割は成果報酬が発生する上位に出ているので、対策としては間違っていないはずです。
そして、下記の内部対策なども含めて参考にしてみてください。